以前、県道278号の通行止区間についての日記を書きました。
その続報というか、うわさ話を聞いてきたのでメモしておきます。
決して北海道ツーリングの次の日記がボリューム過多でまとまらず
お茶を濁すわけではあry
[1回]
まず、以下は正式に調査した話ではなく
あくまで噂話レベルの情報であることをお断りしておきます。
9月某日、久しぶりに通行止めの位置まで様子を見に行ってきました。
相変わらず変化はなく、工事が始まっている雰囲気もありません。
以前よりもツタが繁茂している気がしました。
そのままUターンして引き返しましたが、
甘いものを買って帰りお茶でもいれて落ち着きたい気分になったので
「そういえば確かこの辺で和菓子屋を見かけたような…」
とキョロキョロしながら走っていると、あったあった。
饅頭をいくつか購入して、ついでに通行止めについてお聞きしました。
するといくつか興味深い話が。
・新たに橋を建設して国道158号に接続させる計画があるらしい
・早ければ2年後に完成を目指すという話もあるらしい
・しかし国道と県道を繋ぐ工事になる上、河川関係も加わり話が纏まりにくいらしい
・通行止区間については復帰は絶望的らしい
ポイントとしてはそんな所です。
以下こまかい話。
まず278号に関しては土砂の崩落があまりに酷く、
そもそも地盤や岩盤が不安定で何度も通行止になっている道なので
補修作業が難しく規模が大きくなりかねない。
役所的には対岸に大動脈の158号が通っているので再開通させる意義が乏しい。
また、この辺りが松本市に併合された事で更にその見方が強まっている。
お店の方の立場からすると、やはり不通になったことで
かなり通行量が減り、客足もはっきりと分かるほど減ったそうです。
以前は山側(上高地方面)からのお客さんも頻繁に来ていたけれど
今は波田まで下ってぐるりと回らなければならず、
不便を訴える人が多く、訪ねてくる機会も減ったとのこと。
安曇村あたりからお年寄りが自転車でこの辺りまで来る、という場合を考えると
交通量も多くせわしない国道よりも278号をのんびりの方がいい、という気持ちは
実際に通ってみると非常に良く分かります。
距離的には6km強と9km強でそんなには変わらないかもしれませんが…
国道158号は歩行者や自転車にはかなり厳しい部分がありますから。
細い細い田舎道だけれど、上高地方面と安曇野方面を結ぶ意味では
非常に使いでのある道路だったことが伺えます。
ああそれにしても、話を聞く限りあの短い通行止め区間は
二度と走ることはできなさそうですね。残念。
順当に廃道になっていくのでしょう。
正直、橋が本当にできるのかどうかも怪しいです。
少なくとも最低2年はどん詰まりのままか…