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究極の知ったかブログを目指す

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北海道キャンプツーリング記の5日目になります。

連休で3日ほど出掛けてしまってたので更新が遅くなりました。
そちらもまた日記にする機会があれば。


さて前回までのあらすじは…

札幌を出て襟裳岬で一泊、そこから更に東へと進み
夢か幻のような多和平キャンプ場でホンマさんてづーさんと合流。
炭火を囲んで夜空をながめ、楽しい夜を過ごした…ところまで。

5日目は多和平に連泊。
テントと荷物を置き、身軽になったEX-4で道東の要所を回る計画です。

何年ぶりかに訪れる知床・羅臼・野付の様子や如何に。

今回は文も写真もかなり多めになりそうです。


拍手[2回]



DAY5 9/3



ウシとカラスの鳴き声で目を覚まして外へ出ると、一面の朝もや。

それも日が昇りきってしばらくすると素晴らしい晴天になりました。

画像は多和平キャンプ場の(だいたい)全景。

右奥の上の方に展望台があります。

画像左はしの柵から左側がウシの放牧場。
右側が人間の放牧場。

なんていう事をどなたかが仰ってたらしいです。確かに。





何はともあれ朝ごはんの支度。
昨晩の野菜の残りをたっぷり入れて野菜ラーメン。



ダブルラーメンですので昨晩のとコレとで1袋ぶん。
北海道のスーパーで気になる即席麺といえばダブルラーメンと
ホンコンやきそばですよね。

ダブルラーメン(Wikipedia)

ホンコンやきそば(Wikipedia)

ホンコンやきそばは北海道以外でも売ってるんですねえ。





食後にコーヒーを淹れ、ココナッツサブレで糖分補給。

そうそう、いずみ食堂さんの焼きたまごの再現にチャレンジしてみました。

昨晩のBBQで網の上にずっと乗せておいただけですが、
炭火だったせいかちょっとスモーキーで燻製っぽく。悪くない出来でした。



ホンマさんとてづーさんは1週間ほどここに連泊していたそうで、
今日からまた小樽方面に向かって出発するようです。

予定変更して1日遅れていた自分を待ってもらってたような形に
なってしまってたのでは。申し訳ない!あざす!



そのテントをめくると…

一週間分の跡形が(笑



明日、出発するときに自分の2日分と比較してみるとしましょう。





お二人を見送って、さあ自分も出発準備。



キャンプツーでの連泊の魅力は、なんといっても
テントの設営撤収をせずに済み、重い荷物を降ろして走れる事です。

今回、連泊したのはこの日だけ。
遠い昔の思い出の地をいいだけ走り回り、見て回る目論見です。





でも知った所ばかりじゃ面白くない。
というわけで、まずは多和平からほど近い「裏」摩周へ。





展望台に続く道を登ると…





なるほど、見晴らしはパノラミックではないものの
摩周湖の裏側からの眺めが楽しめる。

そして霧の無い摩周湖を見た人は婚期が遅れるというジンクスがあるようで。
前に表から見た時も快晴だったな。
「貧乏人が訪れると晴れる」なんてのもあるらしい。

両方当たってる(笑

ま、この先も貧乏旅行を長く楽しめるって事で願ったり叶ったり!





お次は裏摩周からちょっと先にある「神の子池」。

有名な青い池に優るとも劣らないとお聞きしましたがさて…?





摩周湖の水が地に潜り、それが湧き出ている泉のような池だそうで。

池から流れ出る水の量を見ると一日12000トンというのも頷けます。





鬱蒼とした森に包まれた場所。そりゃクマも出るでしょうな。





水が川になって流れ出ている手前の部分。





非常に澄んだきれいな水ですが、ここいらはまだまだ。





見えてきました。しばし神の子池の神秘的な色をご堪能ください。











青空が映り込み、上から下への見事なグラデーション。

訪れた時間も最適だったようで、暫く見入っていました。



さて、ここいらでそろそろまともな温泉に入っておきたい。



立ち寄ったのは「緑の湯」。

緑の湯(清里町観光情報)

「清里町緑町」にある「緑駅」のすぐ近く。

規模がほどよい小ささで、設備がしっかりした良い温泉でした。



とうきびモナカ食べる。

他にも入り口付近で地元の野菜を安く売っていて、
今晩のご飯に買っておこうか迷いました。
(1袋の量が多かったので諦めましたが)





汗と疲れを落とし、ここからが本番。

前方に見えるのは(おそらく)知床半島の付け根にある海別岳。
左の方から知床・羅臼をぐるりと回りこんで、あの山の向こう側へ。





知床で給油と道の駅に立ち寄り、知床峠へ。

以前通ったときの雄大な景色が忘れられず、期待していたのですが…
峠を登り始めた途端に天気が急変、というか雲の中に入ってしまいました。

これは景色どころじゃないな、と思い展望台もスルーして
峠道を楽しむことに専念しました。

この知床横断道路は楽しいです。毎日でも走りたい。





そして峠を下り始めると雲を抜けてあっというまに晴天に。
羅臼の道の駅で大休止します。





海の向こうにはうっすらと国後島のシルエットが。





この羅臼の道の駅の雰囲気かなり好きです。





せっかくなので観光客っぽい事する。

カニたくさん試食させてもらった。めちゃくちゃ美味かった。





そして厚岸に寄る予定をキャンセルしてきたので、
厚岸産のカキを食べる。





コレ。160円。

しかしこのカキが個人的にはちょっと残念…
美味いことは美味かったけど随分しょっぱくてエグみの強いカキでした。

(ただしこの数日後に、カキが美味しく感じられない体質になった疑惑発生)

以前仲間内でキャンプに来た時にここでホタテを買って焼いて食べた思い出。



首を傾げながら、国道335号(国後国道)をひたすら南下。



前半戦の最終目的地、野付半島に到着。
どうにか夕焼けに間に合った。





ここは思い出の地。

その昔、「北海道の真髄は道東に有り」を魂に刻み込んだ場所です。

北海道の東端に位置しながら夕陽が海に沈む場所。

その荒涼とした風景には夕陽が本当に良く似合います。



雲が多かったので鮮やかな夕陽ではありませんでしたが、
ほんのりとした幻想的な景色を堪能することができました。
バイクの写真もたっぷり撮ってきました。



もう少し時間に余裕があれば半島の先端まで歩いたのですが、
ここから多和平までは結構な距離がありますし
晩御飯の支度にあわてたくなかったので今回はこれまで。



野付半島にもシカやキツネは普通に居ました。

なんかいい雰囲気に撮れてますが、これを撮った状況と場所を説明すると
たぶんガッカリするので詳しくは触れないでおきます(笑

所詮は野良シカ、野良キツネ。





トドワラの朽木のある光景は年々淘汰されていく運命にあるそうです。

この世のものとは思えないそれを、是非お早めに
ご覧になっておくことをオススメしておきます。



夕陽が沈むのを見守ってから野付を出発したものですから
当然ながら夜闇を1時間ほど走ることになります。そりゃそうだ。

途中、標津町で炭とトングを金物屋で仕入れ
更に中標津町で食材を買い込みつつ多和平へ帰りました。

文字通り何もない、まっすぐな暗い道を延々突っ切って…

帰り着いたら東屋のBBQ施設でまずは火起こし。
先人達の努力と工夫によって熟成された設備のおかげで、
心置きなくBBQが楽しめます。



豚串にサンマに鶏肉にエリンギにキムチに…
あと朝食後に野菜の残りを全部つっこんでおいた野菜スープ。

前半戦の山場を無事に終えたお祝い!

乾杯です。



[つづく]


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