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県内の四隅のバス停を巡る企画

最終回の第4回、最西端編になります。



第1回 最北端はこちら

第2回 最東端はこちら

第3回 最南端はこちら


企画の概要はこちらです。





拍手[0回]

はやいもので連続4回のこの企画も今回が最後となります。

北・東・南と時計回りにすすめ、最後は西のバス停です。

それでは例によって地理的なことから。







長野県のいちばん西にでっぱった部分。






そこにあるのは王滝村(濃い緑色の部分)

そしてその北側に隣接する木曽郡木曽町

その西側は岐阜県になりますが

この3つの地域の境界線が交わるところに御嶽山があります。



今回の旅は全編にわたって、この御嶽山とそれに対する

山岳信仰の存在感がとても印象に残る旅になりました。






下調べでは候補のバス停は2つ…だったのですが、

先に申し上げてしまいます、厳密には更に西に

「御岳田ノ原」というバス停がありました。



ただ、これを候補にするには2つ問題がありまして、

  ・現在運休している

  ・バス停看板が見当たらない

とくに後者が大問題で、運休だけならともかく

被写体がない

のでは取材のしようがありません。



また、御岳田の原の1つ前のバス停はどうなのか、というと

八海山バス停というのがあり看板もあるのですが

画像のとおり六合目中の湯よりは東寄りです。



というわけで候補は下調べの通りに

「王滝」バス停と「六合目中の湯」バス停を取材します。








前置きが長くなりました。

まずはR19号を木曽方面へ南下。

木曽福島を過ぎたあたりで西へ折れると割とすぐに

道の駅三岳があります。王滝村の玄関口です。





残念ながら工事中&定休日で収穫は何もなし。

入山規制のポスターがありました。

そうです、御嶽山といえば2014年の災害がまだ記憶に新しく…。







王滝バス停に到着。





なぜかバス停看板が2つあります。





大きめなバス停舎は立派なトイレ付き。





室内にはヒーターまで付いていて快適そうです。





備え付けの手押し車まで。

ここまで色々整っている田舎バス停も珍しいですね。





反対側のバス停は看板のみ。

と、看板のデザインが違います。

同じ王滝コミュニティバスでも、例の運休中のものも含めて

複数の路線があるようですね。




バス停周辺を散策してみます。





素敵な個人商店に





素敵なタバコ屋さん





素敵な観光案内所

この垂れ幕の絵は地元の子供が描いたものでしょうか。

なんかすごくほのぼのします。







王滝村中心部から北へほんのちょっと走ると

今回のお宿、「くるみ沢旅館」さんに到着です。





かなり早めの15時台に着いてしまいました。

入浴が可能になる時間まで一休みしたり

辺りを散策したりして過ごします。





くるみ沢旅館さんなのでお茶請けもくるみ餅?





窓から外を見るとお堂や石碑が並んでいます。

お話を聞くと、このくるみ沢旅館さんはとても歴史のある

宿だそうで、昔から修験道の方々が滝行をしに訪れていたとか。





今はこんな風に道端に水が落ちている感じですが、

昔はもっと滝らしい滝だったのかも。





ちなみにバス停もありました。





お堂は2つありました。こちらが向かって右側のもの。





こちらが左側。

趣が少し違ってどちらも良い感じです。






紅葉が遅れ気味とのことでしたが、なかなかいい色の木も。

とにかく石碑の数が多い。圧倒されます。



霊神碑というそうなんですが、御嶽山周辺には

こうした石碑群が立つ霊神場がいくつもあり、

その数はなんと2万基以上とのこと。

ここだけでも何十本あるのやら。





その中でも特に目を引いたのはこれ。





月と太陽。

どんな謂れがあるのか気になります。





これらのお堂と石碑群が、旅館の本当に目の前に。

くるみ沢旅館さんとこの普寛堂は

完全にセットの施設なのですね。







続いて、旅館の前から100mも離れてなかったと思いますが

御嶽神社里宮へ。





御嶽山の頂上にある奥社を含め、6ヶ所の社殿のうちの1つ

ということのようなんですが、その1つでこれだけ立派。





この里宮の本殿まで続く階段。

400段以上あるとか。

私は当然最初の60段で体力と時間が切れました。






へとへとで戻ってきて温泉へ。

いい湯でした。日帰りはやっていないということなので

泊まらないと入ることのできない温泉です。





夕食も大変すばらしかった。

おひつにたっぷりの炊き込みご飯、無理しない方がと思いつつ

平らげずにはいられませんでした。






後編へ続きます。







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