ビデオゲームの原体験がゼビウスだったようだ、
という記事を前回書きました。
でもアーケードゲームへの憧れというか情熱というか、
そういうものを持つようになったのには
まだまだたくさんの作品が関係しています。
ゲームセンターでしか遊べないゲームの中に、
大型筐体、体感ゲームがあります。
カーレース、ガンシューティング、エレメカ、プライズ物…
とりわけ好きなのが、3D(フライト?)シューティングです。
その中でも一番好きなタイトルとなると、
私には選択肢がありません。
アフターバーナー2、一択です。
[7回]
動画はafbさんのハイスピードプレイ。
私は好きなだけのへたくそプレイヤーなので、
何度見ても惚れ惚れしてしまいます。
私が始めてAB2に出会ったのは、近所のデパートの
ゲームコーナー、ナムコランドでした。
1軸のいわゆるコマンダータイプ、
青と白を基調とした筐体が本当に格好よかった。
そして、とてもとても難しかった。
最初の補給基地にすら、辿り着けていたかどうか…
私はクリアを目指すタイプのプレイヤーではなかったので
それでも十分楽しく、幸せな時間を過ごせました。
レンタルビデオ屋で攻略ビデオを見つけて、
何度も何度も見ました。
今ならyoutubeニコニコですよね。
便利な時代になったもので…
その後ちっとも上達しないまま成長した私は、
駅前の50円ゲーセンでAB2と再会します。
なんと、普通の座って遊ぶタイプの筐体。
通常、レバーがある辺りにスロットル、
パネルの下からにゅっと操縦桿が伸びているという
非常に不思議な筐体でした。
財布に多少の余裕があった私は、その台に50円玉を積み重ね
ようやく初クリアを果たしたのでした。
以降、メタルホーク、スターブレード、ギャラクシアン3、スターウォーズアーケード、
スターウォーズトリロジー、などなど好んで遊んだゲームはありますが
AB2は現在に至るまで、変わらず一番好きなゲームです。
今でもファイナルテイクオフを聞くと、血が沸騰するような感覚がします。
ひとつだけ心残りなのは、ダブルクレイドルの筐体に遭遇していない事。
死ぬまでに一度でいいから座ってみたいものです…
さて、アフターバーナーといえば数年前に新作の
アフターバーナークライマックスが登場しましたね。
最近になってPS3とxbox360で配信もされ、ぐっと身近になりました。
旧作を知る人の意見は分かれるようですが、
私はこのABCも大好きです。
リアルさや完成度よりも爽快感を目指した作り、
とにかく「楽しんでもらいたい!」っていう気迫を感じます。
この時代によくこれを作ってくれた!本当にありがとう!
と、感謝の気持ちで一杯です。
xbox版もプレイしてみましたが、大変良いと思います。
実績解除によって使えるようになるオプションがチート全開ですが、
むしろそれすら小気味良いと思えます。
ほんのひとときの間、すこしでも多くの人に楽しんでもらえたら…
このゲームをプレイしていると、
そんな声が聞こえる気がするんです。